☆提供: バリューサーチ投資顧問 【公式サイトはこちらから】

先日の日経新聞で、
「100%うまくいく投資手法など一つもない」
と、あるファンドマネージャー氏が断言していました。
運用の世界では当り前のことですし、
経験が長い投資家なら誰でも知っていること
だと思います。
一方で、初心者ほど絶対的な投資手法があるのでは
ないかと期待しがちです。
短期間で大儲けしたカリスマ投資家などが
もてはやされるのは、そんな期待感の表れ
かもしれません。

大分昔になりますが、
システム運用で効率的に儲ける手法を開発しようと
運用会社や証券会社が挙って優秀な人材と
大量の資金を湯水のごとく投入しました。
しかし、結果的にはどこも成功しませんでした。
それどころか、一部ではとんでもない運用結果を
もたらしました。
森羅万象を瞬時に織り込む複雑怪奇な株式相場に
コンピュータでも太刀打ちできなかったということです。
今ではシステムだけで自己完結させる
夢のような運用手法は難しいということになり、
システム運用という言葉すら死語になりつつあります。

■バリューサーチ投資顧問株式会社
2007年7月より、「証券仲介業」を始めました。
株式のご注文、ご相談はお電話一本、
バリューサーチ投資顧問証券部へ。

・証券仲介業Q&A
http://www.value-search.co.jp/intermediation_qa.html
・証券仲介業とは?
http://www.value-search.co.jp/intermediation.html
=======================================
有効な投資手法というのは、長い期間、
少なくとも10年以上に亘り、
様々な投資環境の中で概ね真価を発揮し続けた
ものを言います。
従って、偶然的、短期的に大儲けしたとしても
その再現性が確かでない限り、
有効な手法とは言わないのです。
PER、PBR、配当利回り
などが有効な指標と言われる所以は、
その有効性が長年に亘って立証
されており、また、
世界中の運用者や投資家がその指標に注目
しているからです。
しかし、この3指標といえども、短期的には
有効でないこともありますし、
銘柄によってはそのとおりにならないこともあります。
いわゆる万年割安株などはその類です。

銘柄選択へのアプローチは、
ファンダメンタル分析とテクニカル分析、
トップダウンとボトムアップ、
定量分析と定性分析などがあり、
実際には意識しなくとも投資家は色々な手法を
活用しています。
その中で、どれがいいかは
自分の投資スタンス(長期か、短期かなど)
で決めればいいと思いますが、
その際でもひとつだけに固執することなく、
複数の手法をバランスよく活用
することが大切です。
100%うまくいく投資手法など一つもない
のですから。

それでは、また来週!


当ブログ最新記事を無料メールマガジンで定期購読↓(週1回~随時発行)
 ・実践に即した株式投資・銘柄選択のノウハウが身に付きます。
 ・時には、バリューサーチ投資顧問「一押しの」推奨銘柄をご紹介!
 ・週1回、毎週末(休日)に無料配信。
 ・バリューサーチ投資顧問の会員でなくとも、どなたでも無料購読頂けます。
ご登録はこちら★↓
  http://www.mag2.com/m/0000147754.html

スポンサーサイト
☆提供: バリューサーチ投資顧問 【公式サイトはこちらから】

新年明けましておめでとうございます。
投資講座の最終回となる今回は、これまでお話してきた
割安指標
についてまとめておきたいと思います。
もし、不明な点、より詳細にお知りになりたい点が
ありましたら、8月20日(第1回目)以降のバックナンバーを
ご覧ください。

1.8つの割安指標の活用
ご紹介してきました通り、現在8つの割安指標を用いて、
全上場銘柄の割安度を算出しています。
これら8つの指標は大きく3つのグループに分けられます。

まずは、企業の利益面にスポットを当てたもので、
「PER」、「経常利益/株価」、「PCFR」、「純営業利益/株価」の
4 指標がこれに相当します。
次に企業価値指標として、
「PBR」と「配当利回り」の
2指標を使用しています。
 
ここまでの6指標は、企業の利益や資産などの
ファンダメンタルズの状況から、
株価の割安・割高を判断していますが、これに、
「株価変化率(直近3ヶ月)」、「株価変化率(直近36ヶ月)」
という、
株価自体の動きに着目した2つのテクニカル指標が
加わって、8つの割安指標となります。

8つの指標を採用している理由は3点あります。
第1点は、
実証において中長期における有効性が明らかに観察されて
いることです。
2点目としては、
視点の違う指標を選択することにより、
投資環境の変化に対応できる、ということが挙げられます。
そして、3点目としては、
多くの投資家が常日頃から注目している割安指標である
ということです。
今後は有効性の変化や実証結果、会計制度の変更によっては、
これらの指標の変更もあり得ると考えています。

2.割安指標を計算する上でのポイント
8指標を計算する際には、
業種によって割安指標の水準に差があることから、
市場全体の平均値を用いるのではなく、
各業種内での平均値を基準に
割安、割高の判断を行っています。
また、利益や配当利回りについては実績値ではなく、
予測値を用いることも重要なポイントです。

3.割安指標へのウェイト付け
景気、金利、企業業績、会計制度の変更等、
その時の環境の変化に対応して、
有効性や信頼性、重要性の観点から8つの指標各々に
ウェイト付け
を行います。

有効性については、
その時点で当該指標を用いて良い成果が得られているか
どうかを統計的に測って判断しています。
そもそも、全指標が中長期的にみた有効性を有している
わけですが、短期的にはぶれる場合もあるため、
常に数値でチェックしているわけです。

信頼性については、
指標の部品となる数値が信頼できるかどうかを
定性的に判断しています。
例えば、PERの場合、特別損益が多い決算期においては、
PER計算の際の部品となる純利益が異常な価となっている
ことから、信頼性が著しく低下します。

重要性については、
当該指標が投資環境からみて、意義のある指標かどうかを
定性的に判断しています。
例えば、景気が、底打ち気配の時期と上昇過程の時期とでは、
各指標の意義や注目の度合いは大きく変わってきます。

このように、8つの指標各々にウェイト付けを行うことで、
投資時点での様々な環境を反映させた上での各銘柄の
割安度が算出されることになります。

4.副次的指標の併用
基本は各銘柄の割安度の高い銘柄を選択することになります
が、割安度以外の副次的な指標や数値を用いることにより、
パフォーマンスは格段に向上します。
代表的な副次的な指標としては、
業績の伸び率、ROE、自己資本比率等
が挙げられます。

これらの数値をどの程度からませるかは、その時の投資環境
によって違うということであります。
場合によっては、これらを併用することにより、
割安指標の効果を著しくそいでしまうこともある
ということも注意しておく必要があります。

5.銘柄チェックと選択
上記のプロセスで選択された銘柄を、最終的には、
ここまでとは違った角度からチェックを行う必要があります。
この手間を惜しんでは良いパフォーマンスは得られません。
四季報や決算短信、各企業のホームページ等からの情報を
参考にすることは勿論のこと、
株価の位置、出来高なども見た上で、
納得できた銘柄に投資することになります。
そして、株式投資に絶対はありませんので、
できれば
複数の銘柄への分散投資
が望ましいといえます。
この際も、業種や規模などの観点も踏まえて分散するのが
ベストです。

◆バリューサーチ投資顧問株式会社ホーム
http://value-search.co.jp/
=======================================
さて、この辺で当講座を終りにしたいと思いますが、
お気づきの通り、私どもの銘柄選択手法は、
単にシステムを使って楽に儲けようという趣旨のものでは
ありません。
定性、定量両面から情報を地道に収集し、フルに活用していく
労を惜しまなければ、
かなり高い確率で良い投資成果が得られる

というのが、私どものメッセージです。
このプロセスには、実際のポートフォリオ運用の中で、
試行錯誤して得てきたノウハウを反映させてきています。
是非、ご参考にしていただき、
皆様方が株価や相場のムードに踊らされることなく、
自ら判断ができる投資家
になられることを期待しつつ、
ペンを置かせていただきます。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。 

なお、1月14日から新しい企画をスタートさせる予定ですので、
乞うご期待ください。
それでは、また!

■毎月初「銘柄発掘ナビ」の投資戦略と推奨銘柄を更新します。
お申込はこちら↓
http://www.value-search.co.jp/admission.htm

当ブログ最新記事を無料メールマガジンで定期購読↓(週1回~随時発行)
 ・実践に即した株式投資・銘柄選択のノウハウが身に付きます。
 ・時には、バリューサーチ投資顧問「一押しの」推奨銘柄をご紹介!
 ・週1回、毎週末(休日)に無料配信。
 ・バリューサーチ投資顧問の会員でなくとも、どなたでも無料購読頂けます。
ご登録はこちら★↓
  http://www.mag2.com/m/0000147754.html

前回までで
割安指標の「有効性」と「信頼性」
について述べてきました。
今回は最近の相場動向を踏まえて、
割安指標をどのように活用
すべきかをお話しいたします。

最近の株式投資(※2005年11月現在)で最も注意すべきは、
今年度の中間決算の発表数字
でした。
日本企業のほとんどが3月決算ですので、
10月末から11月20日頃まで各社の
本年9月末の中間業績と来年3月末の通期業績予想
の発表が相次ぎました。
現在の活況相場の背景のひとつが企業業績の本格回復
ということもあり、
各社の数字を注視する動きが例年以上に強まりました。

このような中では、各割安指標の有効性を判断する前に、
まずは
各企業の業績の良し悪し
を見極めることが大切となります。
業績如何で株価が大きく変動し、
割安指標の水準も変わってしまう
からです。
こんな時は、割安指標の重要性が相対的に下がって
しまいがちです。
しかし、決算発表も一巡し、ここからは
割安指標の有効性が少しずつ高まってくると思われます。

◆バリューサーチ投資顧問株式会社が提供するサービス一覧
http://value-search.co.jp/Q&A.htm
=======================================
企業業績の回復傾向
が顕著であり、
景気回復も本格的に民間に浸透
しつつあることから、
投資マインドにも変化が現れてきています。
株価の下落を回避したいと考える投資家よりも、
株価の上昇を積極的に追求する投資家が増加しつつ
あるのではないでしょうか。
このような中で、
各企業の利益の伸びを重視した上で
予想利益から判断した指標

すなわち、
「PER」や「PCFR」
等の
利益系の割安指標

有効性が高まりつつある
と思われます。

一方、
企業の解散価値から割安を捉える「PBR」の有効性は
後退しつつあります。
また、
「配当利回り」についても
投資家の値上がり益志向が強まっているだけに、
以前のように高配当利回り銘柄を積極的に買う動きは
弱まってくると予想されます。

加えて、現在の上昇局面においては、
わが国の株式市場において有効とされる
逆張り銘柄、
すなわち株価が下落している銘柄の優位性も
やや後退しています。
特に長期間での逆張り(当社では3年前の株価との変化率)
はあまり有効とは言えず、
短期間での逆張り(当社では3ヶ月前の株価との変化率)
を見ればよいということでしょうか。

最後にまとめですが、
当面は企業の業績予想を重視した上で、
PERなどの利益系の指標に注目し、かつ、
短期の逆張り戦略で臨む、
ということになると思います。

それでは、また来週!

■実体験コーナー
今週の講座内容を当社の「銘柄発掘ナビ」フリーセレクト
使って実体験してみましょう。
PER(予)を平均の23倍以下株価変化率(3ヶ月)平均の23倍以下
経常利益率(今期)を平均の34%以上
として銘柄検索してみてください。
http://www.value-search.co.jp/samples/navi03sel1.asp
(無料サンプルは日経225銘柄が対象です。)

「銘柄発掘ナビ」全上場3700銘柄を対象とした
投資サポートツールです。
会費は月間たったの3,150円!お申込はこちら↓
http://www.value-search.co.jp

◆このブログをメールマガジンでリアルタイムに定期購読↓
(殿堂入りしました)
http://www.mag2.com/m/0000147754.html


本日は中心的な2つの割安指標である
「PER」「PBR」へのウェイト付け
についてお話しいたします。

まず、
「PER、PBRともに割安」な銘柄、
「PERは割安だがPBRは割高」な銘柄、
反対に
「PBRは割安だがPERは割高」な銘柄
について市場がどのような評価をしているのか、
大まかなイメージで捉えておきましょう。

1.「PER、PBRともに割安」な銘柄
現在の事業が思わしくないうえに、
今後の利益成長も期待できない。
信用リスクの高い企業も含まれる。

2.「PBRは割安だがPERは割高」な銘柄
現在の事業は思わしくないが、
リストラの進展や新規事業の成功などに期待
がかけられている。

3.「PERは割安だがPBRは割高」な銘柄
現在の事業は概ね良好だが、今後の利益成長は
期待できない。
いわゆる成熟した企業はここに入る。

◆バリューサーチ投資顧問株式会社が提供するサービス一覧
http://value-search.co.jp/Q&A.htm
=======================================
以上からもわかるとおり、
PBRが割安
の銘柄は概して
現在の事業が思わしくない
場合が多いと言えます。
PBRが1倍割れ
の企業は解散価値以下
ということであり、現在の事業から
付加価値が期待できない
ということを示しています。
従って、
低PBR銘柄に着目
するのは、当該企業の
リストラ効果や新規事業などへの期待がある
と言えるでしょう。
また、
景気全体が底打ちし、倒産懸念が和らぐ局面

投資の好機
となります。
反対に、
景気の先行き悪化が予想される局面は市場では
質へ逃避が起こりますので、
さらに売り込まれる恐れがあります。

一方で、
PERが割安
な銘柄には、
今後の利益成長について不信感、疑問がある
銘柄と言えます。
例えば、
現在の事業は堅調、業績もほどほどだが、
競合他社の増加や商品の普及率の高まりなどで
将来低成長が予想される成熟企業などでは、
概して低PER に放置される傾向が強いと言えます。
ただし、
リストラの進展により利益が出やすい体質になる
とか、
新たな商品や市場が開拓されるなどの期待が生じる

低PER銘柄が注目
されることになります。
また、
景気の上昇が見込まれ、企業の利益拡大が期待できる
環境では、
低PER銘柄に見直し買いが起こりやすいと言えます。

以上のことから、まさに
景気回復、堅調な企業業績の現在(※2005年11月現在)は
PBR よりも
PER に注目すべき環境
なのです。
最近の当社が
PER 中心に利益系指標のウェイトを高めているのは、
そのような背景に基づいています。

それでは、また来週!

■実体験コーナー
現在のウェイト付けは(※2005年11月時点)
PERはじめ利益系指標が65%
PBRが10%
です。
PER重視の背景はわが国の景気回復、堅調な企業業績です。
8指標のウェイト付けはこちら
(当社ソフト「銘柄発掘ナビ」割安株セレクト
無料サンプルは日経225銘柄が対象です)↓
http://www.value-search.co.jp/samples/navi02wgt.asp?from=sel1

◆このブログをメールマガジンでリアルタイムに定期購読↓
(殿堂入りしました)
http://www.mag2.com/m/0000147754.html

これまでに複数の割安指標の有効性についてお話
しましたが、今回からは
複数の割安指標をどのように活用するのか
というお話しです。

まず問題になるのは、複数の割安指標の
どれを重視したらよいのか、
それとも
どの指標も均等に扱えばよいのか
ということです。
結論から言えば、
その時々によって
各指標の有効性や重要性が変化
しますので、
各指標へのウェイト付け
が必要になってきます。

◆バリューサーチ投資顧問株式会社ホーム
http://value-search.co.jp/
=======================================
ウェイト付けといわれてもピンと来ないと思いますので、
当社の8指標へのウェイト付け
がどのように変化しているかを見てみましょう。
今回の上昇相場(※2005年11月現在)の起点である
2003年4月(日経平均7600円程)から直近までの実際例です。
各指標の
前の数字が2003年3月時点、後の数字が2005年10月末
のウェイトです。
   
   1.PER:5%→20%
   2.経常利益/株価:5%→20%
   3.純営業利益/株価:25%→15%
   4.PCFR:5%→10%
   5.PBR :25%→10%
   6.配当利回り:25%→10% 
   7.短期逆張り(3ヶ月) :5%→10%
   8.長期逆張り(36ヶ月):5%→5%

ウェイト付けの大きさを見れば、各指標がどの程度の重き
を置いているかが一目でわかります。
この2時点での特徴的なことは、以下の2点と言えます。

2003年3月時点では
PBR配当利回りは各々25%、合計50%のウェイト
でしたが、
直近では、その2指標で合計20%です。
その理由は
2003年3月時点においては、
将来の企業業績や収益性についてやや不透明であったものの、
企業の倒産リスクは大きく後退したことから、
企業の解散価値をベースしたPBRに着目すべき
と判断しました。
また、本格的な景気回復にはまだしばらく時間がかかり、
市場金利の上昇も緩慢になると判断し、
株式配当利回りの相対的な魅力度
に注目いたしました。

直近においては、
PERや経常利益回り、純営業利益対株価、PCFRといった
利益系の割安指標の合計が65%にもなっております。
その理由は、
景気や企業業績により堅調な推移が見込める環境になって
きたため、
利益系の割安指標に重きをおくべき
と判断しているためです。

このように
景気や企業業績、金利水準、会計制度の改定、投資家動向
などを踏まえて、
各指標へのウェイト付けを変えて
いるのです。
次回はこれに関連して、PERとPBRの使い分けについて
説明いたします。

それでは、また来週!

■高値恐怖症で足がすくんでいる投資家の方に!
歴史的な観点からの相場の見方が必要です。
当社では毎月初に
独自の分析に基づく明確な投資戦略
を提供しています。
「銘柄発掘ナビ」お申込はこちら↓
http://www.value-search.co.jp/admission.htm

◆このブログをメールマガジンでリアルタイムに定期購読↓
(殿堂入りしました)
http://www.mag2.com/m/0000147754.html