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昨年の日本の株式市場は日経平均が40%以上も上昇
しましたが、今年(※2006年)に入り、
16,000円を中心とした不安定な動きとなっています。
現在の相場を端的で言えば、
昨年来の大幅高に対する調整局面
だということです。
昨年の夏以来、殆ど休みなしに上昇してきたわけですから、
ひと休みして当然なのです。

最近の相場は、景気回復を示す指標や企業の増益の
ニュースに慣らされ、
良い材料に対する反応は緩慢となり、
一方で
業績の下方修正や日銀の量的緩和の早期解除観測などの
悪材料に対しては、極めて敏感に反応する
という軟地合いとなっています。
ライブドア事件をきっかけとした調整も、
ほとんど日柄整理も経ず、中途半端に高値を付けました
ので、
信用買い残を膨らませ、調整を長引かせる
という皮肉な結果となっています。

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投資家の中には、環境さえ良ければ相場は常に上がるもの
と思い込んでいる方もいますが、
人間だって何ヶ月も休みなしで働けば、仕事の効率は
落ちるし、いい発想が浮かばなくなります。
いい仕事をするには適度な休息が不可欠なのです。
相場もまさにそれと同じで、
調整は決して悪いことではなく、次の上昇へのステップ
になるのです。

その間、大量な買い残を抱えた投資家が
評価損や金利負担に耐え切れなくなり、見切り売りを出し、
そこで初めて
信用買い残の整理が進みます

また、
調整期間は色々な悪材料、直近では日銀の量的緩和の
早期解除などを織り込んでいく時間でもあるのです。
サプライズで相場は反応しますが、時間が経つと
サプライズがサプライズでなくなり、
そこで初めて
良い材料も、悪い材料も相場に織り込まれる

のです。

ともあれ、昨日(※2006年2月現在)に発表された
昨年10~12月の実質GDPは5.5%を示し、
日本の経済拡大はまさに世界をリードする状況にあります。
景気の堅調とわが国企業の体質改善を映して、
来期以降も企業業績が史上最高益更新ということ
が確認できれば、市場の割高感が徐々に後退し、
再度力強い上昇トレンドが期待できると見ています。

調整局面は
新たな相場へのエネルギーを蓄える貴重な時間
なのです。

それでは、また来週!

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ある著名な投資家によると、
株価を決める要素
は、
「株式自体の投資価値」
「投資時点での情報の解釈」
そして、
「投資家の心理」
という3つの要素だそうです。
本日は、このことを念頭に、現在の相場について
見てみました。

まず、「投資価値」ですが、このことについては
投資講座で十分お話しましたので、
今回は省かせていただきます。

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2番目の「情報の解釈」ということですが、
多くの景気指標がデフレ脱却を示し、かつ、
企業業績は史上最高を更新中ということで、
ファンダメンタル情報についてはかなり強気の見方が
増えています。
しかし、危惧することは、
新聞、テレビ、証券会社などが、
ファンダメンタルズ以外の情報に対する関心が極端に低い
ことです。
一方、
市場を席巻しているネット投資家の多くが、
株価の動きという情報のみに関心が向けられています。
このような情報に対する2極化は、
ファンダメンタルズ以外の情報が突発的に現れると、
株価に短期間で大きなブレをもたらします

先日のライブドア騒動や東証システム問題による株価急落と
その後の急激な戻りなどがその典型です。

3番目の「投資家の心理」ですが、
現在は好景気や増益のニュースに慣らされ、
新鮮味がないというか、
少し乱暴な言い方をすれば、
良い材料に飽きてきたという感じがします。
このような、良くて当たり前というムードの中で
注意すべきことは、
良い材料に対する反応は緩慢になり、
悪材料への反応が極めて大きくなる

ということです。
今週の下げ(※2006年11月現在)などがその傾向にあります。
また、最近の第3四半期決算では、
好業績の銘柄でも材料出尽し感で売りを浴びるケース
が結構ありました。
しかし、しばらくするとしっかり買い直されることも
多いのです。

株価は中長期的には妥当な水準に収斂されますが、
目先的には常に合理的な値段がつくわけではありません。
したがって、
目先の動きに振り回されないことが大切
なのです。
高くなるとやたら強気になり、
安くなるとしょんぼり弱気になるようでは、
決して厳しいマーケットには勝てないでしょう。

それでは、また来週!

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ライブドア騒動も一段落し、株式市場も活況を取り戻し
つつありますが、今回の事件は今後の物色方向に
何らかの影響を与えたのはないでしょうか。

さて、第3四半期の決算発表がピークを迎えていますが、
(※2006年2月現在)
好業績銘柄でも予想通りの数字が出ると、
材料尽くしで売られたり、
また、
予想より悪い数字だと更に売られたり、
反対に予想通り悪い数字が出ると底打ち感ということで
買われたり、
相場はつくづく難しいものだと思っている投資家も
多いと思います。

ただ、大切なことはあまり目先の動きに惑わされないで、
きちんと第3四半期業績を分析する
ことです。
分析と言ってもそんなに難しいことではなく、
第3四半期業績と通期予想を比べてみる
ことです。
第3四半期業績を見れば、
通期予想の実現性をかなりの確率で判断でき
ますし、また、
おぼろげながら
来期の数字も見えて
きます。
そのためには、四季報ばかりに頼るのではなく、是非
決算短信にも目を通す
ことをお勧めいたします。

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まず、今期も4分の3を過ぎたわけですから、決算短信で
売上高
経常利益
そして
純利益の進捗状況
をチェックすることです。
単純に言えば、
通期予想の75%の進捗状況であればほぼ順調
だということです。
ただし、
企業によっては季節的要因で特定の四半期に偏ること
もあります。
例えば、
建設会社などは第4四半期に偏る傾向にありますので、
一概に進捗状況だけで判断できませんが、
大方の企業ではそれで問題ないと思います。

第3四半期業績で進捗状況が
通期予想の50%ぐらい
でもたもたしているような銘柄で、
まだ下方修正していない銘柄は要注意
です。
特殊要因がなければ3ヶ月で50%を達成するのは
大変難しいし、
土壇場で下方修正される恐れがあります。
常識的には突貫工事では業績を上げられないからです。
反対に、
第3四半期業績で
進捗状況が80~90%
ぐらいまできている銘柄は、
今後上方修正される可能性があり、
こちらは要注目
です。

このように業績の進捗状況は四季報だけで捉えらませんので、
決算短信を見ることが大変重要なのです。
決算短信は
各企業のホームページ
に必ず掲載されていますし、
東証のホームページ上の適時開示情報閲覧サービス
で見ることもできます。
大した手間はかかりませんので、
銘柄選択の際はチェックをしてみたらいかがでしょうか。

労をいとわず、調べること
が投資成果を上げるためには不可欠なのです。

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会社発表の業績数字を翌日に反映
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最新のデータで銘柄のチェックや検索ができます。
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