2010年08月28日 (土)
☆提供: バリューサーチ投資顧問 【公式サイトはこちらから】
先週のメルマガで
「今こそ、ロング・ショートにチャレンジ!」
という記事を掲載しましたが、これに対して、
多数のご質問が寄せられました。
そこで、本日は会員向けに発信した具体的な銘柄
(※2010年8月18日)を一例にとってご説明したい
と思います。
---------------------------------
【買い銘柄】(ブル銘柄)
■いすゞ自動車(7202)
推奨時株価:271円
市場:東証1部
業種(規模):輸送用機器(中型株)
売買単位:1,000株
コメント:(略)
---------------------------------
【売り銘柄】(ベア銘柄)
■トヨタ自動車(7203)
推奨時株価:3,020円
市場:東証1部
業種(規模):輸送用機器(大型株)
売買単位:100株
コメント:(略)
---------------------------------
いすゞ自動車(7202)を買い銘柄とした根拠は、
トラックの需要が新興国中心に急回復していること、
PERが11.5倍と割安なこと、そして、
トラックが中心ですのでエコカー減税打ち切りの
影響が小さいことなどです。
一方で、トヨタ自動車(7203)を売り銘柄にしたのは、
PERが30.6倍と割高なこと、エコカー減税打ち切り
の影響が大きいこと、そして、大型株の上値は重い
と判断したためです。
因みに、途中経過は、
【買い銘柄】いすゞ自動車は、271円(8月18日)→287円(8月27日)
【売り銘柄】トヨタ自動車は、3,020円(8月18日)→2,941円(8月27日)
となっています。
この価格差ならば、いつ決済(売り買い同時)
しても、利益が出せる状態です。
ロング・ショート戦略(ブルベア型)は、
買い銘柄と売り銘柄の差額を狙う売買です
ので、利益は大きくありませんが、
手持ちの株券を担保に信用取引で売買すれば
投資金額はゼロで済みます
(損金が発生すれば現金が必要です)。
新規に信用取引を始めるならば、
相場変動リスクが小さい
ロング・ショート戦略(ブルベア型)が最適
だと思います。
これならば、
含み損を抱えて動かせない株券を担保
にすればよいし、また、色々と勉強になるはず
です。
◆バリューサーチ投資顧問 「投資助言サービス」
株価の急上昇または株価の急下落など、
相場に過熱感があるときに!
<ブルベア型> 相場変動リスクを避けたい方に最適!
週1回、類似業種の「買いと空売り」のペア銘柄を1セットご紹介!
ブルベアとは何?Q&Aはこちら↓
http://value-search.co.jp/bb_qa.html
<ブルベア型>サービス詳細はこちら↓
http://value-search.co.jp/admission_t_300_bb.htm
=======================================
◆最新記事をメールマガジンで無料定期購読(週1回~随時発行)
・実践に即した株式投資・銘柄選択のノウハウが身に付きます。
・時には、バリューサーチ投資顧問「一押しの」推奨銘柄をご紹介!
・週1回、毎週末(休日)に無料配信。
・バリューサーチ投資顧問の会員でなくとも、どなたでも無料購読頂けます。
★無料メルマガ会員登録はこちら★↓
http://www.mag2.com/m/0000147754.html
先週のメルマガで
「今こそ、ロング・ショートにチャレンジ!」
という記事を掲載しましたが、これに対して、
多数のご質問が寄せられました。
そこで、本日は会員向けに発信した具体的な銘柄
(※2010年8月18日)を一例にとってご説明したい
と思います。
---------------------------------
【買い銘柄】(ブル銘柄)
■いすゞ自動車(7202)
推奨時株価:271円
市場:東証1部
業種(規模):輸送用機器(中型株)
売買単位:1,000株
コメント:(略)
---------------------------------
【売り銘柄】(ベア銘柄)
■トヨタ自動車(7203)
推奨時株価:3,020円
市場:東証1部
業種(規模):輸送用機器(大型株)
売買単位:100株
コメント:(略)
---------------------------------
いすゞ自動車(7202)を買い銘柄とした根拠は、
トラックの需要が新興国中心に急回復していること、
PERが11.5倍と割安なこと、そして、
トラックが中心ですのでエコカー減税打ち切りの
影響が小さいことなどです。
一方で、トヨタ自動車(7203)を売り銘柄にしたのは、
PERが30.6倍と割高なこと、エコカー減税打ち切り
の影響が大きいこと、そして、大型株の上値は重い
と判断したためです。
因みに、途中経過は、
【買い銘柄】いすゞ自動車は、271円(8月18日)→287円(8月27日)
【売り銘柄】トヨタ自動車は、3,020円(8月18日)→2,941円(8月27日)
となっています。
この価格差ならば、いつ決済(売り買い同時)
しても、利益が出せる状態です。
ロング・ショート戦略(ブルベア型)は、
買い銘柄と売り銘柄の差額を狙う売買です
ので、利益は大きくありませんが、
手持ちの株券を担保に信用取引で売買すれば
投資金額はゼロで済みます
(損金が発生すれば現金が必要です)。
新規に信用取引を始めるならば、
相場変動リスクが小さい
ロング・ショート戦略(ブルベア型)が最適
だと思います。
これならば、
含み損を抱えて動かせない株券を担保
にすればよいし、また、色々と勉強になるはず
です。
◆バリューサーチ投資顧問 「投資助言サービス」
株価の急上昇または株価の急下落など、
相場に過熱感があるときに!
<ブルベア型> 相場変動リスクを避けたい方に最適!
週1回、類似業種の「買いと空売り」のペア銘柄を1セットご紹介!
ブルベアとは何?Q&Aはこちら↓
http://value-search.co.jp/bb_qa.html
<ブルベア型>サービス詳細はこちら↓
http://value-search.co.jp/admission_t_300_bb.htm
=======================================
◆最新記事をメールマガジンで無料定期購読(週1回~随時発行)
・実践に即した株式投資・銘柄選択のノウハウが身に付きます。
・時には、バリューサーチ投資顧問「一押しの」推奨銘柄をご紹介!
・週1回、毎週末(休日)に無料配信。
・バリューサーチ投資顧問の会員でなくとも、どなたでも無料購読頂けます。
★無料メルマガ会員登録はこちら★↓
http://www.mag2.com/m/0000147754.html
スポンサーサイト
2010年08月21日 (土)
☆提供: バリューサーチ投資顧問 【公式サイトはこちらから】
東京市場がニューヨーク市場のコピー相場と
化してから大分経ちます(※2010年8月21日現在)。
一生懸命、個別銘柄の業績を分析しても
その効果は乏しく、ストレスが溜まる方も多い
かと思いますが、このような環境の時こそ、
ロング・ショート戦略(=ブルベア型)が
最適な投資手法だと思います。
ロング・ショート戦略とは、
値上がりが期待できる銘柄を買い、同時に
値下がりが予想される銘柄を空売りすること
により、2銘柄の差額を狙う売買です。
今、この戦略をお奨めするのは以下の3つの理由
からです。
1.相場の先々が不透明であり、この手法ならば
相場の先行きについてあれこれ考える必要がない。
2.今回の決算をみても、各企業の優勝劣敗が
はっきりしてきている。
3.日本企業のディスクロージャーは大変しっかり
しており、従って、銘柄分析がしやすい。
そして、この手法の特徴は、
売り銘柄、買い銘柄とも同業種から選ぶ
ということです。
その理由は、買い銘柄が下がり、
空売り銘柄が上がるという、いわゆる
「股裂き状態」を避けるためです。
同業種ならば、
上昇相場ではたとえ空売り銘柄が多少上昇しても、
買い銘柄が大きく上昇する、一方で、
下落相場ではたとえ買い銘柄が多少下落しても、
空売り銘柄が大きく下落する、ということで
リスクの最小化が図れるからです。
無論、
「買い銘柄が上昇、空売り銘柄が下落する」
のは理想ですが、この手法はあくまでも
リスクを最小化して2銘柄の差額を狙う
売買ですので、どのような相場になっても、
利益を出すことに主眼をおいています。
ロング・ショート戦略(=ブルベア型)は
大きな利益は追求するものではありませんが、
今のような不透明な時期でも、
比較的確実に利益を積み上げることが可能です。
是非一度、チャレンジしてみたらいかがでしょうか。
◆バリューサーチ投資顧問 「投資助言サービス」
相場の方向感がつかめず、相場が不透明なときに!
<ブルベア型> 相場変動リスクを避けたい方に最適!
週1回、類似業種の「買いと空売り」のペア銘柄を1セットご紹介!
ブルベアとは何?Q&Aはこちら↓
http://value-search.co.jp/bb_qa.html
<ブルベア型>サービス詳細はこちら↓
http://value-search.co.jp/admission_t_300_bb.htm
=======================================
◆最新記事をメールマガジンで無料定期購読(週1回~随時発行)
・実践に即した株式投資・銘柄選択のノウハウが身に付きます。
・時には、バリューサーチ投資顧問「一押しの」推奨銘柄をご紹介!
・週1回、毎週末(休日)に無料配信。
・バリューサーチ投資顧問の会員でなくとも、どなたでも無料購読頂けます。
★無料メルマガ会員登録はこちら★↓
http://www.mag2.com/m/0000147754.html
東京市場がニューヨーク市場のコピー相場と
化してから大分経ちます(※2010年8月21日現在)。
一生懸命、個別銘柄の業績を分析しても
その効果は乏しく、ストレスが溜まる方も多い
かと思いますが、このような環境の時こそ、
ロング・ショート戦略(=ブルベア型)が
最適な投資手法だと思います。
ロング・ショート戦略とは、
値上がりが期待できる銘柄を買い、同時に
値下がりが予想される銘柄を空売りすること
により、2銘柄の差額を狙う売買です。
今、この戦略をお奨めするのは以下の3つの理由
からです。
1.相場の先々が不透明であり、この手法ならば
相場の先行きについてあれこれ考える必要がない。
2.今回の決算をみても、各企業の優勝劣敗が
はっきりしてきている。
3.日本企業のディスクロージャーは大変しっかり
しており、従って、銘柄分析がしやすい。
そして、この手法の特徴は、
売り銘柄、買い銘柄とも同業種から選ぶ
ということです。
その理由は、買い銘柄が下がり、
空売り銘柄が上がるという、いわゆる
「股裂き状態」を避けるためです。
同業種ならば、
上昇相場ではたとえ空売り銘柄が多少上昇しても、
買い銘柄が大きく上昇する、一方で、
下落相場ではたとえ買い銘柄が多少下落しても、
空売り銘柄が大きく下落する、ということで
リスクの最小化が図れるからです。
無論、
「買い銘柄が上昇、空売り銘柄が下落する」
のは理想ですが、この手法はあくまでも
リスクを最小化して2銘柄の差額を狙う
売買ですので、どのような相場になっても、
利益を出すことに主眼をおいています。
ロング・ショート戦略(=ブルベア型)は
大きな利益は追求するものではありませんが、
今のような不透明な時期でも、
比較的確実に利益を積み上げることが可能です。
是非一度、チャレンジしてみたらいかがでしょうか。
◆バリューサーチ投資顧問 「投資助言サービス」
相場の方向感がつかめず、相場が不透明なときに!
<ブルベア型> 相場変動リスクを避けたい方に最適!
週1回、類似業種の「買いと空売り」のペア銘柄を1セットご紹介!
ブルベアとは何?Q&Aはこちら↓
http://value-search.co.jp/bb_qa.html
<ブルベア型>サービス詳細はこちら↓
http://value-search.co.jp/admission_t_300_bb.htm
=======================================
◆最新記事をメールマガジンで無料定期購読(週1回~随時発行)
・実践に即した株式投資・銘柄選択のノウハウが身に付きます。
・時には、バリューサーチ投資顧問「一押しの」推奨銘柄をご紹介!
・週1回、毎週末(休日)に無料配信。
・バリューサーチ投資顧問の会員でなくとも、どなたでも無料購読頂けます。
★無料メルマガ会員登録はこちら★↓
http://www.mag2.com/m/0000147754.html
2010年08月14日 (土)
☆提供: バリューサーチ投資顧問 【公式サイトはこちらから】
連日の猛暑の中でアルコール抜きビールが絶好調だそうです
(※2010年8月14日現在)。
キリンHD(2503)はアルコールを含まないビール風味飲料
「フリー」の年間販売目標を、年初予定から約20%増まで
引き上げたと発表しました。サッポロHD(2501)もアサヒ(2502)も
同様の商品が好調であり、需要の衰退しているビール業界ですが、
猛暑の追い風に思わぬ恩恵を受けています。
猛暑の追い風を受けているのはビール業界に止まらず、
森永乳業(2264)や明治HD(2269)などのアイスクリームメーカー、
ダイキン(6367)や富士ゼネ(6755)などエアコンメーカー、また、
ビックカメラ(3048)やヤマダ電機(9831)など家電販売店なども
恩恵を受けています。
◆バリューサーチ投資顧問 「投資助言サービス」
<成功報酬型> 「渾身の1銘柄」をご紹介!
10%上昇した時点でサービスは終了、最長で3ヶ月です。
お客様の買い付け予定金額に合わせた銘柄をご紹介!
サービスのご提供は電子メールまたはFAXで。サービス詳細↓
http://www.value-search.co.jp/admission_t_300_back.htm
=======================================
冷却グッズも盛況のようで、花王(4452)、ライオン(4912)
なども恩恵組のようです。また、猛暑の恩恵は涼を求めて、
どうしても入りたくなるコーヒーショップなどにも及んでおり、
一方で、暑くて外にも出たくない家籠りも多く、スーパーや
コンビ二などの売上げにも好影響があるようです。
最近は世界景気の先行き不安や円高などで暗いニュースばかり
ですが、今夏の猛暑は特需を生み出しており、景気に貢献して
いるのかもしれません。そして、市場でも猛暑関連銘柄が
囃されています。相場全体が低迷している中で猛暑関連という
材料株は格好のターゲットなのでしょう。
ただ、ここで気を付けなければならないことは、まもなく猛暑
は終わり、猛暑関連銘柄の人気も一気に衰えるということです。
相場は決して後ろを振り向きません。従って、これらの銘柄に
対しては早めの対応が必要だと思います。そして、より積極的に
対応するならば、猛暑の材料以外に何もない割高株ならば
売り建てしても面白いかもしれません。
それでは、猛暑の中、お体に気をつけて!また来週!
◆最新記事をメールマガジンで無料定期購読(週1回~随時発行)
★ご登録はこちら★↓
http://www.mag2.com/m/0000147754.html
連日の猛暑の中でアルコール抜きビールが絶好調だそうです
(※2010年8月14日現在)。
キリンHD(2503)はアルコールを含まないビール風味飲料
「フリー」の年間販売目標を、年初予定から約20%増まで
引き上げたと発表しました。サッポロHD(2501)もアサヒ(2502)も
同様の商品が好調であり、需要の衰退しているビール業界ですが、
猛暑の追い風に思わぬ恩恵を受けています。
猛暑の追い風を受けているのはビール業界に止まらず、
森永乳業(2264)や明治HD(2269)などのアイスクリームメーカー、
ダイキン(6367)や富士ゼネ(6755)などエアコンメーカー、また、
ビックカメラ(3048)やヤマダ電機(9831)など家電販売店なども
恩恵を受けています。
◆バリューサーチ投資顧問 「投資助言サービス」
<成功報酬型> 「渾身の1銘柄」をご紹介!
10%上昇した時点でサービスは終了、最長で3ヶ月です。
お客様の買い付け予定金額に合わせた銘柄をご紹介!
サービスのご提供は電子メールまたはFAXで。サービス詳細↓
http://www.value-search.co.jp/admission_t_300_back.htm
=======================================
冷却グッズも盛況のようで、花王(4452)、ライオン(4912)
なども恩恵組のようです。また、猛暑の恩恵は涼を求めて、
どうしても入りたくなるコーヒーショップなどにも及んでおり、
一方で、暑くて外にも出たくない家籠りも多く、スーパーや
コンビ二などの売上げにも好影響があるようです。
最近は世界景気の先行き不安や円高などで暗いニュースばかり
ですが、今夏の猛暑は特需を生み出しており、景気に貢献して
いるのかもしれません。そして、市場でも猛暑関連銘柄が
囃されています。相場全体が低迷している中で猛暑関連という
材料株は格好のターゲットなのでしょう。
ただ、ここで気を付けなければならないことは、まもなく猛暑
は終わり、猛暑関連銘柄の人気も一気に衰えるということです。
相場は決して後ろを振り向きません。従って、これらの銘柄に
対しては早めの対応が必要だと思います。そして、より積極的に
対応するならば、猛暑の材料以外に何もない割高株ならば
売り建てしても面白いかもしれません。
それでは、猛暑の中、お体に気をつけて!また来週!
◆最新記事をメールマガジンで無料定期購読(週1回~随時発行)
★ご登録はこちら★↓
http://www.mag2.com/m/0000147754.html
2010年08月07日 (土)
☆提供: バリューサーチ投資顧問 【公式サイトはこちらから】
第1四半期の決算発表が大方終りました(2010年8月7日現在)。
全体的には外需企業中心に予想以上の内容です。
ただ、株価はあまり反応していません。予想以上の好業績
にも拘わらず、株価が上がらないのは、大げさに言えば、
歴史的な珍事です。その理由は、市場に2つのシンドローム
がまん延しているからです。
「円高恐怖シンドローム」と「景気不安シンドローム」です。
株式市場は6ヶ月先を先見すると言われており、既に
この2つのシンドロームの80%程度は相場に織り込まれた
はずです。従って、最悪の結果になったとしても、
ここからの下落は大したことはないと思います。反対に、
予想より良い結果になればどうなるでしょうか。
改めて答えを言うこともないでしょう。
◆バリューサーチ投資顧問の全銘柄実績(パフォーマンス)
のページをリニューアルしました!こちらです↓
http://value-search.co.jp/performance.htm
=======================================
かつてこのメルマガでも紹介しましたが、カーエアコン用
コンプレッサーを主力事業とするサンデン(6444)が5日に
第1四半期業績を発表しました。経常益で36億円計上、
この数字は通期予想(55億円)のなんと65%になります。
これからもこのペースで利益が上がるわけではないかも
しれませんが、現在の通期予想を大幅に上回るのは間違い
ないでしょう。
このサンデンは、5月の時点では、欧州の景気減速や
ユーロ安の避けられないということで、今期経常益は
17%減になるとかなり慎重な予想を出しました。
当然株価も急落しました。ところが、皮肉なことに
ユーロ安のおかげで、欧州の景気はかなり良くなっており、
まさにうれしい誤算なのです。そして、この銘柄に限らず、
この種のものはかなりあります。
好決算を出しても上がらない、上がらないから買う気に
なれないという悪循環が続いています。
ただ、年金基金も、5~6月に大量に売り越した海外投資家
もこの水準でしっかり買っているのは事実です。
「人の行く裏に道あり花の山」
という格言を思い出す時期かもしれません。
それでは、また来週!
◆最新記事をメールマガジンで無料定期購読(週1回~随時発行)
★ご登録はこちら★↓
http://www.mag2.com/m/0000147754.html
第1四半期の決算発表が大方終りました(2010年8月7日現在)。
全体的には外需企業中心に予想以上の内容です。
ただ、株価はあまり反応していません。予想以上の好業績
にも拘わらず、株価が上がらないのは、大げさに言えば、
歴史的な珍事です。その理由は、市場に2つのシンドローム
がまん延しているからです。
「円高恐怖シンドローム」と「景気不安シンドローム」です。
株式市場は6ヶ月先を先見すると言われており、既に
この2つのシンドロームの80%程度は相場に織り込まれた
はずです。従って、最悪の結果になったとしても、
ここからの下落は大したことはないと思います。反対に、
予想より良い結果になればどうなるでしょうか。
改めて答えを言うこともないでしょう。
◆バリューサーチ投資顧問の全銘柄実績(パフォーマンス)
のページをリニューアルしました!こちらです↓
http://value-search.co.jp/performance.htm
=======================================
かつてこのメルマガでも紹介しましたが、カーエアコン用
コンプレッサーを主力事業とするサンデン(6444)が5日に
第1四半期業績を発表しました。経常益で36億円計上、
この数字は通期予想(55億円)のなんと65%になります。
これからもこのペースで利益が上がるわけではないかも
しれませんが、現在の通期予想を大幅に上回るのは間違い
ないでしょう。
このサンデンは、5月の時点では、欧州の景気減速や
ユーロ安の避けられないということで、今期経常益は
17%減になるとかなり慎重な予想を出しました。
当然株価も急落しました。ところが、皮肉なことに
ユーロ安のおかげで、欧州の景気はかなり良くなっており、
まさにうれしい誤算なのです。そして、この銘柄に限らず、
この種のものはかなりあります。
好決算を出しても上がらない、上がらないから買う気に
なれないという悪循環が続いています。
ただ、年金基金も、5~6月に大量に売り越した海外投資家
もこの水準でしっかり買っているのは事実です。
「人の行く裏に道あり花の山」
という格言を思い出す時期かもしれません。
それでは、また来週!
◆最新記事をメールマガジンで無料定期購読(週1回~随時発行)
★ご登録はこちら★↓
http://www.mag2.com/m/0000147754.html
| ホーム |