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今週の市場の関心は何と言っても
20日~21日の日銀金融政策決定会合です。
注目点は、「総括的な検証」を踏まえて
追加緩和が行われるかどうかですが、
最近の日銀幹部の発言 内容を見てみると、
どうやら“マイナス金利の深掘り”が
ありそうです。

マイナス金利については利ザヤ縮小で
民間銀行の経営を圧迫するとか、
国債などの利回り低下で運用難になるとか、
弊害を懸念する声が多数あるのは事実です。
住宅ローンの借り換えこそ急増したものの、
投資や消費への効果は確認できず、
むしろ手元に現金を置いておくという
自己防衛の対応が拡がっているとも指摘
されています。

ただ、弊害ばかりがやたら強調され、
そのメリットについてはあまり喧伝されて
いないのが実情だと思います。
マイナス金利の導入により、企業の借入金利
や住宅ローン金利は一段と低下しており、
借りた方が得」という状況になっています。
この状況をチャンスと見るか、見ないかは
企業や消費者の考え方次第です。

DMG森精機(6141)の森社長によれば、
「ドイツの同業他社と統合できたのは
日銀のおかげだ。
2,000億円借りたが、ゼロに近い金利は
リスクをとって何かやりたい人には
千載一遇の好機だ」
(9月19日日本経済新聞)と述べています。
大量の手元資金を抱えながら効率的に
活用できない企業があれば、DMG森精機の
ように超低金利を千載一遇のチャンスと
捉えているところもあります。

日銀の政策に不平たらたらの企業の株価は
まず上がらないでしょう。
なぜならば、国策を経営戦略に結びつけられ
ない企業は生き残ることが難しい時代になった
からです。
長い間、 国策の恩恵を目いっぱい享受してきた
メガバンクが曲がり角に来たと言われる所以
です。

それでは、また来週!

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