最近の株式市場は大変不安定な状態が続いていますが、
市場は常によい材料にも悪いにも過剰に反応するものです。
日経平均1万円割れなどという超弱気論が出てきたら、
そろそろ転換点と考えてよいのではないでしょうか。

ところで株式投資において最も気になる数字は
利益の額
ですが、この
利益に大きな影響を与える会計基準
が2005年度から強制適用されます。
ご存知の方も多いと思いますが、それが
減損会計
です。

◆バリューサーチ投資顧問株式会社ホーム
http://value-search.co.jp/
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減損会計」とは、
企業が保有する土地や建物などの固定資産の価格が低下し、
実際の価格が現在の帳簿上の価格よりも50%以上下回った

場合、
その帳簿価額を減らし、その減額分を損失として計上すること
を言います。
バブル時代に盛んであった企業の不動産投資の後始末などが
その典型です。

この基準が強制的に適用されるのは2005年度からですが、
既に率先して適用してきた企業
もあり、そのような企業と
今後減損会計を適用する企業
との間で、
利益への影響に大きく差が出てくる
ことになります。

ある証券会社の調べによると、過去2年間に自主的に減損会計
を適用した企業は大手企業が中心だそうです。
また、2004年度の利益総額に対する損失額の割合は約4%に
留まると推定されています。
今までに多くの企業が前倒しで適用してきていること
また、
当面の利益が高水準であること
から、
企業業績全体への影響は小さく
あまり神経質になることはないと考えています。

しかし、余裕のある会社ほど早期に対応し、
財務の現状が思わしくない企業ほど後回しになっている
ことには注意が必要です。
前2005年3月期の業績発表が5月以降(※2005年)に本格化しますが、
その時に今期業績の予想数字の前提として、「減損会計」に
関する何らかのコメントがあると思われます。
不安だと思われるような会社につきましては、
業績発表の内容について各企業のホームページなどで
念入りにチェック

しておく必要があるでしょう。

減損会計の強制適用は、投資家にとって煩わしい面もありますが、
これにより
市場全体の資産リストラが加速化する
ということであり、
将来的にはマーケットにはプラス
になります。

■相場環境が悪い時こそ割安株のメリットに注目したらいかが
でしょうか。
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