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連休中のNY市場の動向が注目されましたが、幸いこの間、
240ドル強の上昇となりました。金融不安や米国景気に徐々に
明るさが見えてきているのがその背景であり、
連休明けの東京市場(※2009年5月現在)にも期待が持てそうです。

ところで、業績不安が強い時期は割安指標の有効性が低下する、
特に「PER」はあまり役に立たないということは当メルマガでも
再三指摘してきました。現実に日経平均225銘柄の平均PERは、
トータルの純利益が赤字のため算出不可能な状態になって
います。
また、減配する企業も増えており、また、期末の配当取りも終った
こともあり、「配当利回り」の有効性も低くなっています。その中で、
「PBR」だけは赤字銘柄に限り下値を支える指標
になっています。

このような中で、今期の業績予想に対する市場の反応について、
いくつか特長的なことがあります。
まず、市場が最もポジティブに反応しているのは、
「前期で業績底打ち、今期は回復する」というパターンの銘柄群
です。これらの銘柄については、PERが高いか低いかは全くと
言っていいほど関係ありません。
反対に、低PER銘柄でも前期に比べて今期が多少でも減益
なっている銘柄については、市場は厳しい反応を示しています。
内需株の一角がその代表例です。

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また、経営環境を予想するのが難しいという理由で、
業績予想を出さない企業が増えていますが、これらについては
市場の反応は大方冷ややかです。やはり、業績予想をきちんと
開示し、その後の環境変化に対して、適宜業績予想を修正開示
していくのが、投資家にとって好ましいやり方だと思います。

東京市場は好取組銘柄中心の需給相場から、
世界景気の底打ち期待を背景に、
業績のトレンドを評価する地合いに変わってきています。
多くの中小型銘柄はこれからが決算発表のヤマ場を迎えますが、
以上のことを念頭に銘柄選びをしてみたらいかがでしょうか。

それでは、また来週!

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