2005/06/25
☆再来年のことを言うと鬼が大笑い?
今週は新しい四季報が発売になりましたので、数字と首っ引きの個人投資家も多いと思います。
ところで割安株を選択する際には
割安指標
を活用しますが、その代表的な割安指標が
PER、PBRそして配当利回り
です。
本日は
これらの割安指標を計算する際にどの数字を使うのか
ということをお話しします。
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結論から言えば、
PERと配当利回りは予想値、
PBRは実績値
を使用するのが一般的です。
株価はその企業の将来を読んでいく
わけですから、
PERと配当利回りは予想値を使う必要があります。
PBRは予想値の算出が難しいので実績値を使います。
ネット上の情報提供サイトの中には、実績値のPERや
配当利回りが掲載されているケースがありますが、
よくチェックした方がよろしい
でしょう。
次に
どの時点の予想値を使うか
ですが、
今(※2005年6月現在)ならば2006年3月期の予想値、
すなわち
来年の3月期の数字
に注目するのが基本です。
2007年3月期の予想値が出ているのだからこの数字を使うべき
と思うかもしれませんが、現時点ではこの数字を重要視
してもあまり意味がないでしょう。
理由は簡単で、2007年3月期の予想値は
あてにならない
からです。
来年のこともまだ不透明なのに、再来年のことは
もっとわからないということです。
それでは来年5月の決算発表まで2006年3月期の数字を
追いかければいいのかというと、またそうでもないのです。
この辺が難しいところですが、要するに
将来を先見することは株式投資の世界では大変重要ですが、
あまり不確実な情報でも意味がない
し、一方で、
確実な情報を追いかけているだけでも相場の先見性に
勝てない、
ということです。
そこで
具体的な対応策としては、年内は2007年3月期
すなわち
再来年の予想値をあまり気にせず、
4半期決算をこまめにチェックしながら、
2006年3月期の数字を追いかける
ことでよいと思います。
しかし、年が替ったら2007年3月期の予想値も意識し、
両にらみの対応が必要です。
そして春に向かって、少しずつ2007年3月期の予想値の方に
重点を置くという形がよいでしょう。
先見性と確実性、その間で株価は動く
のです。
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