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昨年(※2009年)は大型の公募増資が相次ぎ、調達した額は約5兆円と
なりました。直近で最大だった2006年でも1兆6,000億円強
でしたので、その約3倍の額です。また、
昨年最大の買い越しセクターである外国人投資家の買越額は
1兆8,000億円弱でしたので、大量の公募増資がいかに
マーケットにマイナスインパクトを与えたかお分かり
いただけると思います。

更に新年に入っても、早々と三井住FG(8316)が8,000億円
程度の普通株の公募増資を決めるなどまだ収まる気配は
ありません(※2010年1月9日現在)。ただ、大型公募増資は
メガバンク以外ではほぼ一巡したのではないでしょうか。

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そして、特徴的なことは一部のメガバンクを除いて
ほとんどの増資実施銘柄が公募価格を上回っているということ
です。東芝(6502)や野村HD(8604)などは公募価格よりも
50%以上も上昇している状況です。

世界景気に回復に明るさが見え始めた中で、最近の市場は
公募増資による需給悪化懸念よりも調達した資金を前向きに
活用するという面を評価しようという雰囲気になってきている
ということでしょうか。例えば、三井住FG(8316)ですが、
公募増資の発表を機に株価は出直り機運になっているのも
その表れのように思えます。無論株価はそれを織り込んで
大分下落しましたので悪材料出尽くしということもありますが、
昨年ではなかった動きです。

年替わりで銘柄が変わることも多いのが株式相場の世界です。
昨年需給悪化から売り込まれた銘柄群の中から今年の主役が
出ることも十分考えられます。公募増資で3,000億円調達した
日立(6501)などはその候補のひとつかもしれません。
鉄道と原発は世界の大きなテーマであり、それ以外にも
電気自動車、スマートグリッドなど将来のテーマに事欠かない
材料もあります。
日立が今年の主役になれるのか要注目です。

それでは、また来週!

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