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最近の相場は、ハイテクや自動車などの外需株が一服し、
出遅れの内需株を物色する動きが拡がっています。
(※2010年4月17日現在)。ただ、内需株の中でも銀行株
などは今年の高値を更新している銘柄がほとんどですが、
証券株は野村HD始め多くの銘柄が今年の高値を更新して
いない状態であり、出遅れが目立ちます。

証券会社の業績は株式委託手数料に負うところが大きく、
その手数料は市場の出来高にスライドします。最近の
出来高は1兆5,000億円程度まで増えてきていますので、
証券会社の手数料は間違いなく増えているはずです。
それにも拘わらず株価の動きが鈍いのは大手証券
その理由がありそうです。

大手証券は株式委託手数料の比率が徐々に小さくなっており、
投資銀行部門に重心を移してきています。ところが、この
投資銀行部門に不透明感があると市場は見ているようです。

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野村HDは経営破綻した米大手証券リーマン・ブラザーズの
アジア太平洋部門と欧州・中東部門を買収しましたが、
この戦略が吉と出るか、凶と出るか、現時点では見極めが
できないということでしょうか。また、大和證券は法人部門に
ついて三井住友FGとの関係を解消し、独立路線を取る選択を
しましたが、この経営判断についても悲観的に見る向きが
多いようです。

また、追い討ちをかけるように、最近金融庁などが
大手証券や外資系証券のリスクに関する監視を強化する方針
を打ち出してきました。このような状態ですから、大手証券株
になかなか手を出しにくいのかもしれません。

ただ、前述のように株式市場の回復が証券会社の業績に
プラスに働かないはずがありません。大手証券株が買い
にくいならば、株式市場の回復を素直に享受できる
中堅のリテール証券株が面白いのではないでしょうか。
相場環境も主力株がひと休み、中小型株物色が強くなる
と思われますので、なおさら妙味があるかもしれません。

それでは、また来週!

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