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世界の株価下落が収まる気配がありません。その背景に
ついては、株価急落局面で嬉々として後講釈を述べる
評論家に任せるとして、今日はここまで下がればもう
心配する必要はないというお話をしたいと思います。
まず、その理由は以下のとおりです。

1.今回の直接的な影響は欧州の銀行の損失拡大であり、
第2の金融危機を招くことだが、EU(欧州連合)による
緊急融資制度の創設、IMFによる金融支援、
ECB(欧州中央銀行)によるユーロ導入国の国債買い取り
などの安全網が整備され、金融危機が起きる可能性は
殆んどない


2.欧州の景気減速が生じたとしても、そもそも
ユーロ圏(IMF予想+1.0%)への期待は当初から大きく
なく、世界経済に与える影響は軽微であること。また、
ユーロ安はドイツなど域外輸出の多い国の景気には
プラスに働くことも要注目である。

3.日本の1-3月実質GDPは+4.9%、米国は2010年GDPを
+3.2~3.7%に上方修正している。中国始め新興国は
インフレ抑制の金融引き締めで目先は多少減速するかも
しれないが、中長期的には高い成長が期待できるという
基本は何ら変わらない。

4.わが国の今期の企業業績は好調である。業績の
前提である為替はドルはほぼ想定内(85~90円)の動き
であり、ユーロ安は想定外かもしれないが、欧州市場の
シェアが高い一部企業を除けば、過剰に心配する必要は
ない。また、バリュエーション(割安度)から見ても、
東証1部平均でPERは17倍台、PBRは1.1倍であり、
株価の下支えになるはずである。

以上のような理由で、ここからは狼狽する必要はない
と思います。今回の下げを主導しているのは一部の
ヘッジファンドと思われ、第2のリーマンショックに
怯える投資家を巻き込んでいるのでしょう。
今こそ、冷静な対応が求められています。

それでは、また来週!

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