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銀行株の低迷が続いています(※2010年9月4日現在)。
自己資本規制の強化を睨んで、メガバンク3行は
それぞれ2回ずつ、合計で4兆5,000億円の増資を
行ったことで需給悪から急落しましたが、当面は
資本増強が差し迫っているわけでもないのに株価が
回復する兆しは一向に見えません。銀行株を保有している
個人投資家は多いだけに、投資意欲の減退の大きな要因
になっています。

第1四半期の決算内容を見ても与信費用が大幅に
減ったこともあり、各行とも順調な内容です。
また、バリュエーションから見ても十分割安であり、
みずほFG(8411)に至っては、
PER6倍台、PBR0.7倍、配当利回りは4.6%という状況
です。市場が更なる増資を警戒しているのか、
それとも何か別の要因があるのでしょうか。

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1980年台から始まったバブル時には銀行は貸出先を
求めて奔走、当時は個人に対しても都内にマンションを
保有していれば、1億円までは貸し出しを行っていました。
その後、不動産の急騰で貸出規制が行われると、その
抜け道として各行は住専という別会社まで作り、
貸出の拡大に走り続けたのです。やがて、バブルは崩壊し、
巨額の不良債権が残り、公的資金の投入を巡って、
日本中は大騒ぎとなったことはご承知の通りです。

銀行は不良債権処理を巡って世間の強烈な批判を
経験したことで、今や、全く正反対のスタンスになって
しまっています。要するに、石橋を叩いても貸さない
ということです。そして、銀行がやっていることは
超低金利で集めた資金で国債を買い、その利ざやで
利益を上げているのです。銀行に代わって日銀が
成長企業に貸出をする有様です。まさに、銀行株が
低迷している要因はここにあると思います。

銀行の本来機能は金融の仲介であり、一般国民から
集めた資金を企業にうまく回すことで、日本経済に
寄与することです。銀行が本来の機能を果たさない限り、
残念ながら銀行株の先行きは厳しいということ
でしょうか。

それでは、また来週!

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