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最近は割安指標が注目される相場になってきています。
(※2010年12月11日現在)。
そこで、本日はPERについて表面的な数値だけで判断する
と間違うことがあるという話です。
例えば、総合化学会社の住友化学(4005)の場合、
PERが64.0倍と大変高いのになぜ買われているのかを検証
してみたいと思います。

同社は買収した関連会社の株価下落に伴って287億円の
特別損失を計上したことで、純利益は当初の450億円から
100億円まで下方修正されました。その結果、1株純利益は
6.06円まで減少、このことでPERは64倍まで跳ね上がった
わけです。

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ただ、特別損失は一時的な要因であり、ましてや関連会社
の株価下落による評価損などは株価が上昇すれば解決する
ものです。従って、もし特別損失がなければという前提で
PERを計算し直してみると、

620億円(経常利益)×0.6(法人税40%前提)=372億円(純利益)
372億円÷発行株数=22.5円(1株純利益)
388円÷22.5円=17.2倍(=修正PER)

同社は今期の経常増益率は77.4%と好調ですので、
修正PERが17.2倍ということなら買われても不思議ではない
ということです。

これとは反対に、法人税等調整でPERが異常に低くなって
いるケースもあります。トヨタ系の特殊鋼大手の
愛知製鋼(5482)です。同社は法人税等調整額が64億円あった
ことで、PERは8.6倍まで大幅低下しました。特別利益と法人税
等調整とは異なりますが、一時的な要因である点では同じです。

もし、同社に法人税等調整額がなければという前提で、
上記のようにPERを計算し直してみると、1株当たりの
純利益は30.6円、修正PERは17.9倍ということになります。

住友化学のPERは64倍、愛知製鋼のPERは8.6倍と大きく
かけ離れていますが、一時的な要因を除けばほぼ同じです。
表面的なPERだけで割安・割高を判断しない
ということです。

それでは、また来週!

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