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最近の東京市場は海外投資家の買い越しが継続して
いますが(※2010年12月18日現在)、米国の景気回復
が予想以上に強く、それによって日本経済が最も恩恵
を受けると見ているからだと思います。

さて、本日は愛知機械工業(7263)を取り上げてみたい
と思います。同社は日産自動車系で小型エンジンと変速機
が主力であり、基本3指標(11月26日時点)は、
PER8.6倍、PBR0.45倍と超割安、今期増益率も11.5%と
好調です。

にも拘らず、株価は300円割れの水準でなかなか
動きませんでした。多分、その理由は、まもなく
ガソリン車の時代から電気自動車の時代に大きく変わる
ので、小型エンジンのこの会社もいずれ斜陽企業になると
投資家が判断しているためだろうと推測し、そこで、
同社のIR担当者にその辺の事情についてヒアリングして
みました。

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IR担当者の話を要約すると、
「電気自動車の普及率は10年後で約10%と見ており、
新興国中心にガソリン自動車が拡大する余地はまだまだ
大きい。特に小型自動車は有望であり、当社の小型
エンジンの先行きは全く心配していない。また、
トランスミッションについては現在、ガソリン車の技術
を活用して電気自動車用を開発しており、将来、
電気自動車の時代になっても十分ビジネスチャンスはある」、
ということでした。

確かに冷静に考えてみれば、株式市場はいくら先を読む
と言っても、価格面や性能面を見れば、電気自動車が
短期間で飛躍的に普及するわけでもなく、世界規模で
見れば、新興国中心にガソリン車が普及する余地の方が
遥かに大きい
ということは十分理解できます。

新しい技術や商品に飛びつくのが株式市場の常ですが、
銘柄選びにおいては夢だけでなく、現実を直視すること
も大切だということです。
因みに、バリューサーチ投資顧問ではIR担当者の話を
確認した直後の11月26日に同銘柄を296円で推奨させて
いただきました(12月17日現在340円)。

それでは、また来週!

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