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12月10日、トヨタ自動車(7203)が今期の営業益を当初予想の4,500億円
から2,000億円まで大幅に下方修正しました。その要因は、予想を上回る
円高とタイの洪水です。因みに、この4年間で円高で失った利益は何と1兆
7,200億円との試算もあります。それでも海外シフトを抑える方針を貫いて
おり、来年も国内で300万台の生産を死守する意向です。

一方、日産自動車(7201)はメキシコに年産60万台の新工場を建設する
予定であり、5年後にはメキシコの生産を130万台まで倍増させ、また中国
でも倍増の200万台とするなど新興国への生産シフトを加速させています。
それに伴い、国内生産は100万台に押さえ、日本からの輸出を減らし、
米国市場は米国内での生産やメキシコからの輸出で賄う方針です。FTA
(自由貿易協定)や広域経済圏の枠組みを積極的に活用するという戦略
です。

さて、最近のトヨタのトップの発言の中に、300万台の国内生産について、
「石にかじりついても・・・」という言葉がよく出てきます。そこには、日本の
トップ企業として国内の雇用を守るという強い使命感が感じられます。ただ、
そのような点は十分評価するにしても、両社のグローバル戦略を比べると、
日産がトヨタより大分先に進んでいると言わざるを得ません。

瀕死の日産に乗り込んできたカルロス・ゴーン社長については、当初は
単なるコストカッターだと冷やかに見る向きが多かったのですが、その後
の実績をみれば並外れた経営者であることは論を待たないでしょう。
このゴーン社長のグローバル戦略が着々と成果を上げており、今期の
日産の営業益はトヨタの倍以上になる見込みです。

純資産が日産の3.5倍の10兆円強あるトヨタですので、両社の株価の差
は簡単には埋まらないと思いますが、円高や産業空洞化への対策が何も
打ち出せない日本においては、ゴーン流の行動力こそ市場が評価する
ものなのでしょう。今後の日産自動車(7201)の株価に注目しています。

それでは、また来週!

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