さて、今回から具体的な
割安指標
についてお話しいたします。
前回お話しましたが、割安指標は
「資産」「利益」
のどちらかを基準にして測られます。

「利益」を基準にした割安指標の代表格が「PER」
すなわち
「株価収益率」です。
「PER」は最もよく知られた割安指標であり、
株価を1株当りの純利益で割って
求められます。
そして重要なことは、1株当り利益は前期実績ではなく、
今期の予想値
を用いるということです。
会社四季報の業績欄の(予)と示された
決算期の1株益(円)を用います。

それでは、電機株を例にPERの割安な銘柄と割高な銘柄を
チェックしてみましょう。
富士通ゼネラル(6755)は
直近の株価が約400円、今期の予想1株当り利益は36円
ですので、
400円÷36円=約11倍
というのがPERの値になります。
ソニー(6758)は
直近の株価が約4000円、今期の予想1株当り利益が約10円
ですので、
4000円÷10円=約400倍
ということになります。

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本日の講座を読み終えた頃には、1番目の「PER(株価収益率)」
の解説内容が既に身に付いているでしょう。
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従いまして、この2銘柄をPERで比較するならば、
明らかに富士通ゼネラルの方が割安
ということになります。
企業のイメージだけで捉えるなら、
ソニーの方が遥かに優等生に見えるかもしれませんが、
利益水準からみた株価の魅力度
ということになると、
富士通ゼネラルの方に分があるとも言えます。
もちろん、実際の投資の際は、PER以外の指標や
業績の伸び等、他の要素も加味して銘柄選択を行う
ことは言うまでもありません。

また、PERはこのような2銘柄間の比較だけではなく、
同じ業種の中
で割安銘柄を探す場合にも大変便利です。
電機株の例でいきますと、
同業界の平均PERは現在約25倍
ですので、
その水準よりも低いPERの銘柄

相対的に割安
と判断できます。
各銘柄のPERは業界特性を反映していますので、
市場平均や他業種の銘柄と比較しても、少し無理があるよう
に思います。

それでは最後に、本日の講座のまとめです。
1.PERは株価を1株あたり純利益で割って求められる。
2.PERを計算する際の1株あたり利益は、実績値ではなく、
予想値を使う。
3.PERで割安度を比較するには、業界ごとに行う。
これだけ知っておけば、もうかなりのレベルの投資家なのです。

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