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最近、「大分高くなってしまって買いそびれた
のですが、どうしたらいいでしょうか?」
「日経平均が1万円を割れたら買いたいと思って
いますが、いかがですか?」などの質問が多数
寄せられています。

その時には、「今回の上昇相場はいわゆる
“アベノミクス”がきっかけですが、米中の景気に回復
の兆しが見え、欧州も落ち着きを取り戻して
いるという世界的な背景もよく見たほうがよいです。
従って、ここ5年間のボックス相場(8000円~10,000円
程度)から抜け出し、新たなステージに入る可能性が
高く、今までと発想を変えたほうがよいと思います。」
と返答しています。

ところで、今回の上昇相場の中で、蚊帳の外に
置かれている銘柄が結構あります。
例えば、精密工作機械メーカーのツガミ(6101)です。
今期経常益は前期比2.2倍増、PERは7.4倍と超割安
ですが、株価は昨年3月高値(990円)からほぼ半値
(526円)の水準にあり、今のところ動く気配は
ありません。

“蚊帳の外”銘柄にはいくつかの共通点があります。
まず第1にアベノミクスに全く関係ない銘柄です。
第2に円安メリットがない銘柄、または円安がデメリット
になる銘柄であり、そして、第3に来期業績が不透明
な銘柄です。

この中で最も市場が意識しているのが、第3の来期業績
です。
前述のツガミの上期はスマートフォン向けの工作機械
が中国で伸長したことで収益が急拡大しましたが、
第3四半期以降は中国の受注が急減、今年に入っても
回復の兆しが見えない状態です。このような中で、
市場は来期の大幅減益を織り込んでいるのだと思います。
一方で、今期赤字でも来期は回復する銘柄は大きく
買われています。

このように最近の相場は一見、何でも買われている
ように見えますが、個別銘柄の動きはかなりマチマチ
です。
来期業績という観点からシビアに選別されている点を
見逃さないほうがよいでしょう。

それでは、また来週!

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