これまでに複数の割安指標の有効性についてお話
しましたが、今回からは
複数の割安指標をどのように活用するのか
というお話しです。

まず問題になるのは、複数の割安指標の
どれを重視したらよいのか、
それとも
どの指標も均等に扱えばよいのか
ということです。
結論から言えば、
その時々によって
各指標の有効性や重要性が変化
しますので、
各指標へのウェイト付け
が必要になってきます。

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ウェイト付けといわれてもピンと来ないと思いますので、
当社の8指標へのウェイト付け
がどのように変化しているかを見てみましょう。
今回の上昇相場(※2005年11月現在)の起点である
2003年4月(日経平均7600円程)から直近までの実際例です。
各指標の
前の数字が2003年3月時点、後の数字が2005年10月末
のウェイトです。
   
   1.PER:5%→20%
   2.経常利益/株価:5%→20%
   3.純営業利益/株価:25%→15%
   4.PCFR:5%→10%
   5.PBR :25%→10%
   6.配当利回り:25%→10% 
   7.短期逆張り(3ヶ月) :5%→10%
   8.長期逆張り(36ヶ月):5%→5%

ウェイト付けの大きさを見れば、各指標がどの程度の重き
を置いているかが一目でわかります。
この2時点での特徴的なことは、以下の2点と言えます。

2003年3月時点では
PBR配当利回りは各々25%、合計50%のウェイト
でしたが、
直近では、その2指標で合計20%です。
その理由は
2003年3月時点においては、
将来の企業業績や収益性についてやや不透明であったものの、
企業の倒産リスクは大きく後退したことから、
企業の解散価値をベースしたPBRに着目すべき
と判断しました。
また、本格的な景気回復にはまだしばらく時間がかかり、
市場金利の上昇も緩慢になると判断し、
株式配当利回りの相対的な魅力度
に注目いたしました。

直近においては、
PERや経常利益回り、純営業利益対株価、PCFRといった
利益系の割安指標の合計が65%にもなっております。
その理由は、
景気や企業業績により堅調な推移が見込める環境になって
きたため、
利益系の割安指標に重きをおくべき
と判断しているためです。

このように
景気や企業業績、金利水準、会計制度の改定、投資家動向
などを踏まえて、
各指標へのウェイト付けを変えて
いるのです。
次回はこれに関連して、PERとPBRの使い分けについて
説明いたします。

それでは、また来週!

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