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リコーの連想売りは正しいか?

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中間決算の発表が始まっています。
この時期は開示が進むにつれて、未開示
の銘柄に対して連想買いや連想売り
起こります。
例えば、10月23日に道路舗装最大手の
NIPPO(1881)が当初の通期予想を
27.3%上方修正しました。
これを受けて翌日の株価は6.5%高と
急上昇しましたが、これに伴って、
道路舗装の二番手である前田道路(1883)
も4.1%高と連想買いされました。

両銘柄とも官公庁の比率が高いこと
や受注が好調なこと、一方で資材費高や
労務費増、またアスファルトの価格上昇
が重荷であるなど共通点も多く、また
割安度もほぼ同じ、従って、この連想買い
は妥当な動きと言えそうです。

一方で連想売りの例として、10月24日に
キヤノン(7751)が7月時点で下方修正
した通期予想をさらに7.7%下方修正
しましたが、その翌日は当のキヤノンより
も同業種のリコー(7752)の方がより
売られるという現象が起きました。

キヤノンが下方修正した要因は、インク
ジェットプリンターがアジア地域を中心に
市場が縮小、そしてコンパクトデジカメが
スマートフォンなどの普及で低調だった
ことです。
要するに、
“インクジェットプリンターとカメラ”
が大きく足を引っ張ったということであり、
同社はこれら個人向け商品の比率がなんと
40%弱と非常に高いのです。

ところが連想売りされたリコー(7752)は
デジカメ事業の比率はたった1%、また
事務機器は法人向けが中心なだけに、
個人向けのインクジェットプリンターの比率
キヤノンと比べてかなり低いはずです
(具体的な比率は未公開)。
従って、キヤノンが厳しいからリコーも同じ
と見る必要はないかもしれません。

リコーは10月31日、前田道路は11月12日
に中間業績が開示されます。
市場で連想された内容が正しかったのか否か、
その時には明らかになるでしょう。

それでは、また来週!

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