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なぜ、みずほFG(8411)は上がらないのか?
なぜ、トヨタ自動車(7203)は上がらないのか?

両銘柄とも今期業績は好調であり、予想PERは
10倍前後と十分割安感もあります。
それにも拘らず、一向に上昇する気配がありません。
その理由は色々あると思いますが、この2銘柄に
共通している決定的な要因があります。
それは信用買い残高が非常に多いということです。
みずほFGで見てみると、売り残高1,336万株に
対して、買い残高はなんと3億2,035万株もある
のです(信用倍率24倍)。
トヨタ自動車も同じような状況です。

両銘柄とも先高期待が強いためか、買い残高は
なかなか減らないのです。
みずほFGに至っては未だに増え続けている状態です。
期待されれば期待されるほど上がらないという
皮肉な現象が起きています。

一方で、この2月に高値を取ってきた富士通(6702)
と日本電気(6701)の信用残高の状況を見てみると、
共に好取組になっています。
富士通は、売り残高708万株に対して、買い残高は
361万株と完全な売り長です(信用倍率0.51倍)。
日本電気は売り長ではありませんが、売り残、
買い残が接近しており、やはり好取組になって
います。
両銘柄とも割高感が強く、空売りを誘いやすかった
ということでしょう。

現在の相場では、買うにせよ、空売りするにせよ、
信用取引の取組状況をしっかりチェックすること
が大事だということです。
どんなにファンダメンタルズが良好でも、大量の
買い残を抱えている銘柄はなかなか上がりづらい
思って間違いないでしょう。
逆に言えば、業績が芳しくなく、
かつ大量の買い残を抱えている銘柄は空売りの
対象になるということでもあります。

それでは、また来週!

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