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8月の米雇用統計は前月比14.2万人増と
市場予想の22.5万人を大きく下回り、
8ヶ月ぶりの低水準となりました。
それでも米国の景気拡大基調は変わらず
という見方が大半であり、むしろ、このことで
利上げが遠のくという思惑もあり、発表後の
S&P500は史上最高値を更新しています。

ところで、様子見を決め込んでいる投資家の
中には、米国株の先行きについて警戒して
いる向きも多いようです。
その根拠は既に5年以上に亘って上昇しており、
今やバブルの状態ではないか、利上げを機に
大幅な調整は避けられないのでないか、
そうなれば、多かれ少なかれ、東京市場への
影響は避けられないということです。

ある意味でもっともな心配ですが、ただ、
株価を決める最終的な要素はファンダメンタルズ
です。
米国の景気拡大基調は徐々に力強さを増して
おり、揺るぎないものになりつつあります。
また、米企業の業績は好調そのものであり、
「配当+自社株買い」のリターンは5%前後
なっており、これほど魅力的な投資対象は
ないという状態です。

そして、バブルとは日本の1980年代の過剰
流動性相場や1990年後半からのIT相場のように、
PERが70倍~100倍となり、どうにも説明が
つかない状態のことです。
現在の米国株のPERは15倍前後、決してバブル
の状態ではありません。
ファンダメンタルズの裏付けがあれば、株価が
どんなに上がってもバブルではないのです。

また、利上げを警戒する向きも多いようですが、
利上げは堅調な景気の反映であり、過去の
利上げ時にも株価は上昇しています。
さらに利上げによって流動性が吸い上げられ、
金融相場が終わるという悲観的な見方があります
が、米国の株式市場は既に業績相場に移行した
と思われます。

従って、米国株については短期的な調整がある
かもしれませんが、大崩れすることはないと
見ています。

それでは、また来週!

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