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個人投資家VS証券会社??

☆提供: バリューサーチ投資顧問 【公式サイト】

先月2月の投資主体別売買動向
見てみると、まず個人投資家は1月に
買い越し(約3,500億円)に転じたものの、
2月は1兆6,500億円強の大量の売り越し
となりました。
一方で、海外投資家は月後半から
買い姿勢を強め、最終的には約2,000億円強
の買い越しで終わりました。
年金基金など信託銀行は約2,800億円の
買い越しで、これで11ヶ月連続であり、
相場の下値支えに要因になっていることが
伺えます。

そして、特徴的なことは、証券会社の
「自己」部門
がなんと1兆5,500億円強買い越し
ていることです。
昨年1年間の自己の買い越し額は
約1兆0300億円であり、これとて久し振りの
大量買い越しでした。
ところが、先月の買い越し額はたった1ヶ月間
昨年1年分を遥かに超えているのです。
これはまさに異例であり、個人の売り
そのまま引き取った形になっています。

「自己」部門とは、証券会社が個人投資家や
外国人投資家など顧客の注文を受けて
売買を仲介している「委託」とは異なり、
証券会社が自らの利益を追求するために
自らが行っている売買のことです。
そして、自己部門は順張りのスタンスを
取ることが一般的であり、短期投資です。
言うなれば、短期で売買する極めて
不安定なセクターということであり、
3月期末を控え、自己部門が一転して
大量の売り越しに転じる恐れも十分あります。

基本的には押し目待ちのスタンスを崩して
いない個人投資家、一方で高いところで
個人投資家や海外投資家に肩代わりさせて
売り逃げたい証券会社、大雑把に言えば、
こんな構図でしょうか。
押し目待ちというのは、なかなか忍耐力が
いるものです。
押し目待ちにしびれを切らせて高値買いに走り、
証券会社の術中にはまらぬようご用心と
言っておきましょう。

それでは、また来週!

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