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新年明けましておめでとうございます。
投資講座の最終回となる今回は、これまでお話してきた
割安指標
についてまとめておきたいと思います。
もし、不明な点、より詳細にお知りになりたい点が
ありましたら、8月20日(第1回目)以降のバックナンバーを
ご覧ください。

1.8つの割安指標の活用
ご紹介してきました通り、現在8つの割安指標を用いて、
全上場銘柄の割安度を算出しています。
これら8つの指標は大きく3つのグループに分けられます。

まずは、企業の利益面にスポットを当てたもので、
「PER」、「経常利益/株価」、「PCFR」、「純営業利益/株価」の
4 指標がこれに相当します。
次に企業価値指標として、
「PBR」と「配当利回り」の
2指標を使用しています。
 
ここまでの6指標は、企業の利益や資産などの
ファンダメンタルズの状況から、
株価の割安・割高を判断していますが、これに、
「株価変化率(直近3ヶ月)」、「株価変化率(直近36ヶ月)」
という、
株価自体の動きに着目した2つのテクニカル指標が
加わって、8つの割安指標となります。

8つの指標を採用している理由は3点あります。
第1点は、
実証において中長期における有効性が明らかに観察されて
いることです。
2点目としては、
視点の違う指標を選択することにより、
投資環境の変化に対応できる、ということが挙げられます。
そして、3点目としては、
多くの投資家が常日頃から注目している割安指標である
ということです。
今後は有効性の変化や実証結果、会計制度の変更によっては、
これらの指標の変更もあり得ると考えています。

2.割安指標を計算する上でのポイント
8指標を計算する際には、
業種によって割安指標の水準に差があることから、
市場全体の平均値を用いるのではなく、
各業種内での平均値を基準に
割安、割高の判断を行っています。
また、利益や配当利回りについては実績値ではなく、
予測値を用いることも重要なポイントです。

3.割安指標へのウェイト付け
景気、金利、企業業績、会計制度の変更等、
その時の環境の変化に対応して、
有効性や信頼性、重要性の観点から8つの指標各々に
ウェイト付け
を行います。

有効性については、
その時点で当該指標を用いて良い成果が得られているか
どうかを統計的に測って判断しています。
そもそも、全指標が中長期的にみた有効性を有している
わけですが、短期的にはぶれる場合もあるため、
常に数値でチェックしているわけです。

信頼性については、
指標の部品となる数値が信頼できるかどうかを
定性的に判断しています。
例えば、PERの場合、特別損益が多い決算期においては、
PER計算の際の部品となる純利益が異常な価となっている
ことから、信頼性が著しく低下します。

重要性については、
当該指標が投資環境からみて、意義のある指標かどうかを
定性的に判断しています。
例えば、景気が、底打ち気配の時期と上昇過程の時期とでは、
各指標の意義や注目の度合いは大きく変わってきます。

このように、8つの指標各々にウェイト付けを行うことで、
投資時点での様々な環境を反映させた上での各銘柄の
割安度が算出されることになります。

4.副次的指標の併用
基本は各銘柄の割安度の高い銘柄を選択することになります
が、割安度以外の副次的な指標や数値を用いることにより、
パフォーマンスは格段に向上します。
代表的な副次的な指標としては、
業績の伸び率、ROE、自己資本比率等
が挙げられます。

これらの数値をどの程度からませるかは、その時の投資環境
によって違うということであります。
場合によっては、これらを併用することにより、
割安指標の効果を著しくそいでしまうこともある
ということも注意しておく必要があります。

5.銘柄チェックと選択
上記のプロセスで選択された銘柄を、最終的には、
ここまでとは違った角度からチェックを行う必要があります。
この手間を惜しんでは良いパフォーマンスは得られません。
四季報や決算短信、各企業のホームページ等からの情報を
参考にすることは勿論のこと、
株価の位置、出来高なども見た上で、
納得できた銘柄に投資することになります。
そして、株式投資に絶対はありませんので、
できれば
複数の銘柄への分散投資
が望ましいといえます。
この際も、業種や規模などの観点も踏まえて分散するのが
ベストです。

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さて、この辺で当講座を終りにしたいと思いますが、
お気づきの通り、私どもの銘柄選択手法は、
単にシステムを使って楽に儲けようという趣旨のものでは
ありません。
定性、定量両面から情報を地道に収集し、フルに活用していく
労を惜しまなければ、
かなり高い確率で良い投資成果が得られる

というのが、私どものメッセージです。
このプロセスには、実際のポートフォリオ運用の中で、
試行錯誤して得てきたノウハウを反映させてきています。
是非、ご参考にしていただき、
皆様方が株価や相場のムードに踊らされることなく、
自ら判断ができる投資家
になられることを期待しつつ、
ペンを置かせていただきます。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。 

なお、1月14日から新しい企画をスタートさせる予定ですので、
乞うご期待ください。
それでは、また!

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