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東芝(6502)の最近の報道を見ていると、
18年前に自主廃業した山一証券
思い出します。
あまりにも共通点が多いからです。
第1に東芝も山一もかつては業界の名門企業
であったこと、第2に力もないのにライバル会社
を異常に意識したこと、第3にそのために不適切
な手段も辞さなかったことです。

ただ、両社には大きな違いがあります。
山一は免許会社(当時)であり、東芝は
一般事業会社だということです。
山一の場合は、当時ビックバーンの施策を
掲げた橋本政権の格好の見せしめとなり、
形は自主廃業ですが、実質的には強制的な
市場からの退去でした。
免許会社であった故、その決定には一切逆らえ
ませんでした。

一方で、東芝は行政の圧力で潰されることは
ありません。
純資産が約1兆3,000億円ありますので、
2,000~3,000億円の損失計上で処理できれば
財務的に問題ありません。
資金繰りも大丈夫そうです。
あとは不適切な会計処理やディスクロージャー
に対する処分ということになりますが、
最悪の場合は上場廃止です。
ただ、それも何とか避けられそうですので、
まもなく、トップの引責辞任ということで幕引き
になるでしょう。

ところで、大企業が経営危機に陥るには
必ず何らかの要因があります。
東芝の場合は、2006年に約6,210億円で
原発会社「ウェスチングハウス・エレクトリック」を
買収したことではないかと思います。
当時は「その半額でも高い」と驚くほどの高値
でした。

東芝は世界的に原発の需要が伸び続け、
共同出資してくれる事業パートナーが直ぐに
見つかると読んだのです。
ところが、米国のシェールガス革命や
福島原発事故などで環境は一変、その思惑は
見事に外れ
ました。
東芝の現在の出資比率は87%、出資比率を
過半程度まで下げてリスクを減らしたいところ
ですが、なかなかうまくいきません。
今後の東芝株はこの辺の動き次第ということ
でしょうか。

経営者は大きなM&Aで世間をあっと言わせる
だけでなく、思惑が外れたならば速やかに
腹を切る度量も必要だということでしょう。

それでは、また来週!

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