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肝心の中国株は徐々に落ち着きを取り戻しつつ
ある中、東京市場はなかなか底打ち感が見えて
来ません。
その背景は外国人投資家の大量の売りです。
彼らは8月に現物、先物合わせて何と
2兆5,000億円強売り越しました。
これはリーマンショック以降、最大の規模です。
なぜ、彼らはこれほどまで日本株を売るのか?
その理由は、中国の景気減速で日本が最も
影響を受けると考えているからです。

それでは、中国経済の減速が世界経済に
及ばす影響について数字的に見てみましょう。
中国からの輸入については別段輸入国に
悪影響があるわけではありませんので、
貿易額全体で見るよりも輸出比率だけで
見た方が適切だと思います。

各国のGDPに占める中国向け輸出比率
(付加価値ベース)は、新興国では台湾が9%強、
マレーシアが8%強、韓国やタイ、ベトナムが5%
を上回っており、確かにその影響は大きいと
言えます。
ところが、先進国で見ると、日本は2.17%
ドイツは 1.69%、米国、英国、フランス、イタリア、
スペインでは1%未満です。

日本は日中関係の悪化が幸いしたのか、
昨今比率が下がっており、数字だけ見れば、
さほど高くないのです。
ただ、中国と関係が深い新興国の影響を間接的
に受けるということはあると思います。
しかしながら、日経平均は今年高値から既に
15%下落しており、個別銘柄では中国関連の
代表格であるコマツ(6301)やファナック(6954)は
30~35%程度下がっていますので、株価的には
ほぼ織り込まれたと見てよいでしょう。

そして、先物売りはいずれ買い戻されることに
なりますし、またチャート面ではセオリーどおり
二番底を付けたと見れば、この期に及んで、
そんなに悲観することもないでしょう。

それでは、また来週!

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