☆提供: バリューサーチ投資顧問 【公式サイト】

まさに久しぶりのサプライズと言えるでしょう。
大林組(1802)が中間業績見通しの上方修正
を発表し、その内容がもの凄いのです。
営業利益は210億円から410億円に、
経常利益は240億円から440億円に、
純利益は150億円から270億円にと
大幅な上方修正になっています。
その要因は、完成工事利益率が当初見通しの
6.4%から9.9%まで上昇する見込みということです。

因みに、90年以降の完成工事利益率の推移を
見てみると、1993年の11.5%がピークとなり、
それ以降は下げ続け、2012年には4.9%まで
落ち込みました。
その後は徐々に上向き始め、2013年は5.8%、
2014年は6.7%まで回復しています。
このような状況の中で、今回の9.9%という数値は
かなり高い水準まで戻ってきたことを意味します。

その要因を同社のIR部署に聞いてみました。
まず、建設部門は採算重視の受注をしたこと、
そして原材料価格の上昇が収まりつつあるそう
です。
また、土木部門については国土交通省の動き
が追い風になったようです。
ひとつは設計労務単価を3度引き上げたことで
受注環境が好転したこと、もうひとつは
「設計変更取り扱いガイドライン」が明確化された
ことで変更工事や追加工事の手続きが進みやすく
なったとのことです。

今回の大林組の決算修正を見て、他の建設株
まで買いが波及したことは、今回の上方修正が
大林組固有の材料というよりも建設業界全体
取り巻く環境が明るくなりつつあると市場が
判断したためだと思います。
また、材料面ではリニア中央新幹線
東京オリンピックなどビッグプロジェクトが
目白押しです。

中国はじめ新興国の景気減速の影響で
今期の企業業績は当初の2桁増益予想から
下方修正されるとの懸念が拡がっている中、
海外景気の影響を受けない建設株の
予想外の好決算は市場にとっては
ビッグプレゼントということでしょう。

それでは、また来週!

バリューサーチ投資顧問のメディア掲載履歴
当社では、ブルームバーグニュース、米ワシントンポスト紙、
日経CNBCなど、世界的なの経済メディアにおいて、
話題の企業ニュースに関する見解・コメントを提供しております。
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